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電験三種タイプ別勉強法

電気の資格に詳しい人
電験三種合格するのに独学で合格できるのか?

独学は費用かからないですし、自分のペースで進められるメリットがあるので最初は検討します。

ネット上みていると、電験三種は独学で合格できる、簡単、難しいなど様々な意見が見られます。

意見の違いがみられるのは前提となる基礎知識に大きな差があるからです。

基礎知識がどの程度あるかタイプ別に分けておススメの勉強法を簡単に紹介します。

初学者なら通信教育を選びましょう。校舎に通えるものだとより良い。
昔、第1種電気工事士取った、高校の電気科卒業したという人は第1種電気工事士の問題を解いて、解説を読んでできそうなら独学。難しそうなら通信教育を利用するのがおススメ。
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電験三種を独学で合格できるのか?

独学できるかどうか考えるときに基礎知識をどの程度持っているかを考えます。

法律系の資格例えば司法試験や司法書士、社会保険労務士などと比べたときにベースとなる知識を持っているかどうかの差が大きいです。

司法書士は不動産登記、社会保険労務士では労働法などそのその分野唯一の資格で前提となる基礎知識を予め有していることはほとんどありません。

 

電験の場合は大学、高等専門学校で電気科を卒業した人の場合、第1種電気工事士に合格した人、高校の電気科卒業した人、それ以外の人と前提となる基礎知識に大きな差があります。

一概に独学で合格できると薦めるのはよくありません。

しかも社会人で働きながら資格取得を目指す人が多いのも特徴。働きながら疲れて帰ってから勉強を毎日続けるのは苦しいし辛い。

 

電験三種の場合、一般に初学者、つまり電気の基礎知識がない人で1000~1500時間の勉強時間が必要と言われています。

勉強の期間で8-10カ月で長期での勉強が必要となります。

 

初学者(電気の知識がない場合)

電気のことがわからない以前に電気数学でつまづく可能性が十分あります。三角関数のsin、cos、対数のlogなど高校卒業してから見たこともないという人が多いでしょう。

数学はわかっても電気のことはオームの法則くらいしかわからないという人もいます。

電験は一番簡単な三種ですら1000-1500時間の勉強時間が必要で、電気数学から勉強をはじめる場合は合格までの勉強量に圧倒されてしまいます。

3年間で4科目合格すればいいと言っても、できれば1年間で4科目合格したいですし、長く勉強し続けるのは辛い。

 

特にモチベーションを保つのが最も苦しくなります。

電験三種で勉強期間が初学者で8-10カ月と長期に渡るため、仕事が終わって疲れているとき、休日で家族サービスをしなければいけないのに、休みたいときにそこを頑張って勉強し続けなければなりません。

ほぼ1年それを続けられるか、全科目1発合格できるのは10%以下で落ちたら来年以降もそれを続けるというのは苦しく辛い。

それを続けられるだけのモチベーションをどう保つかが一番大切です。

 

費用はかかっても、通信教育や講習会を活用することをおススメします。

通信教育で通うことができるTACだと通うことで友人もできるし相談もできるのはいい。

 

大学、高等専門学校で電気科を卒業した

勉強時間は200-500時間程度

勉強を始めれば1回勉強したことで思い出していくこと

もしわからない定理などが出てくるならば講習会を利用することを考えてもいいでしょう。

試験の言われている難易度に比べると合格はしやすい位置にあります。

ただ、現役の高等専門学校の生徒でさえ電験三種一発合格できないこともあるので、気を抜くと落ちますし、過去問を解いて勉強していくことがベストです。

 

第1種電気工事士に合格した人、高校の電気科卒業した

必要とされる電気の基礎知識はかなりある状態ですが、電気数学の勉強が必要です。

ただ、電気数学の勉強をしてしまえば過去問を解いていけば合格ラインに達することができるので独学で十分合格できます。

勉強時間は500-1000時間程度となります。

勉強する際は第1種電気工事士試験の勉強しなおしからはじめるのが効果的でしょう。

第1種電気工事士試験で必要な知識を思い出してできることを増やしたのち電気数学、理論と勉強していくのがいいでしょう。

独学である程度までいけますが、勉強は長期間に及ぶため講習会を受けるあるいは科目別の通信教育を受けてモチベーションを保つなどするのがいいでしょう。

 

第1種電気工事士の免状持っている、電気科卒業したけど忘れた

電験の資格を取ろうとする人は社会人が多く、昔勉強しても忘れたって人多いです。

第1種電気工事士の問題と解説を解いてみて思い出せるようなら独学で勉強進めていくのがいいでしょう。

もし、思い出せないなら、通信教育や講座などで教えてもらうのがおススメ。

 

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