・電気のこと初めて勉強する人が短期間で電気工事士試験に合格できることで選びました。
・TAC、翔泳社アカデミー、ユーキャン、SAT、JTEX、CICの6社を比較しました。
「通信教育どこがいいのかわからない。」「何が違うのかわからない」
どこの通信教育がいいのかはっきりさせました!!!
通信教育6社(ユーキャン、翔泳社アカデミー、JTEX、TAC、SAT、CIC)を比べてランキングつけることで誰にでもわかるようにしました。
この記事では、通信教育を採点しただけでなく、それぞれの特徴、どんなコースがあるのか、どんな人に向いているのかなどを紹介することであなたにとって一番いい通信教育を選んでいきましょう。
ランキング付けのポイントは
電気のことを全く知らない人が短期間で電気工事士合格できるかという観点から5つのポイントで各5点合計25点満点でランキング付けしました。
①教材の質と充実度
使用する教材がわかりやすいものか、短期間で合格できるかという初めて電気を勉強する人が合格しやすい教材かで選んでいます。
②動画教材の有無
動画教材で誰かに教えてもらうことでわかりやすく、計算問題や配線問題でも挫折しにくい。効率よく勉強でき、早く合格点に到達できる。
③技能試験対策
技能試験のみのコースがあるか、教材が付属しているかなど。
④サポート体制
質問ができるサポート期間がどのくらいあるか、電話メール以外にどんなサポートがあるのか、e-ラーニングの視聴期間が長いなど。
➄価格
単純な価格だけでなく、教育訓練給付金対象の講座があるかどうかなど。
各詳細はそれぞれのページを参照してください。
第1位:翔泳社アカデミー
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教材の質と充実度
画像は翔泳社アカデミーのものを元に作成
①学習期間が2種で筆記試験が14日間、2ヶ月、3ヶ月と分かれて、それぞれ1日でどこまで勉強したらいいかなど具体的な指針がある、②学習期間が試験を申し込んでからでも余裕をもって合格できる設計にテキスト等がなっている、③過去問題集など必要な教材が一式揃っていることから評価は5点。
1日の学習指針があれば「昨日できなかったから、今日と明日でその分を勉強しよう」、「今週の分勉強したから明日は休もう」というように学習のペース調整が簡単にできるのがいい
動画教材の有無
動画教材は充実していて、筆記試験対策で2種500分、1種480分。技能試験対策が2種120分、1種200分と十分な時間の動画があるため評価5点。
技能試験対策
技能試験のみのコースが1種、2種いずれもあること、材料がセットでついていること、解説用の動画があること、材料や工具だけでも販売されていることから評価5点としました。技能試験対策で添削などはありませんが、解説動画が十分あるため問題ないと考えます。
サポート体制
郵送、メール、FAX、専用の質問シートで質問できます。e-ラーニングの視聴期間が1年と長期間に設定されていたため評価4点。
価格
総合コースは筆記試験+技能試験両方とも対策するコースです。価格は特別安くありませんが、教育訓練給付金を利用すればかなりお得な講座となるので評価4点。
2種総合コース※ | 60,500円 |
1種総合コース | 88,000円 |
2種技能コース | 39,600円 |
1種技能コース | 46,200円 |
※2種総合コースは教育訓練給付金対象で受講後20%返金されます。(60,500円→48,400円)
向いている人
試験を申し込んでから勉強をスタートしようと思っている人には向いている。
①筆記試験最短14日間~3ヶ月と試験申し込み後勉強スタートで合格できるカリキュラムを組んでいること、②試験に申し込んで勉強を始める時期に個人差があっても14日間、2ヶ月、3ヶ月で最も近いペースで勉強すればいいことから試験を申し込んでから勉強を始める人に向いている通信教育です。
筆記試験対策で2種500分、1種480分。技能試験対策が2種120分、1種200分と十分な時間の動画があり、電気のことを知らない人でも動画をみて、わからないことを質問することで合格できるまでの知識を身につけることができます。またこれまでに多くの合格者を出してきた実績があって初学者でも十分に合格できる通信教育とわかります。
技能試験のみのコースを2種、1種両方ともにあり、材料も付いています。ただし、技能コースに添削のサービスはありません。
教育訓練給付金について
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第2位:SAT
教材の質と充実度
テキスト、過去問題集など必要なものはすべて揃っています。テキストは動画の受講前提の設計がされていて、動画を飛ばしつつ勉強するというようなやり方には合いません。評価は4点としました。
動画教材の有無
動画教材は充実していて、2種の筆記試験対策動画(DVD)10.4時間、技能試験3.9時間、候補問題6.5時間。1種は基本講座20時間、過去問題8時間と動画教材は充実しているので評価は5点。
技能試験対策
技能試験のみのコースなく、材料も付属していません。材料を別途購入(16,000円-20,000円)する必要があることがマイナス評価となります。ただ、技能試験対策の教材はテキストや動画、2種は候補問題の全複線図と必要なものがあるため評価は3点としました。
サポート体制
原田式メソッドは確実に目標を達成できる再現性の高い手法で、資格取得に向けてどのようにアプローチすればよいか、SATの受講者様専用にレクチャー。その収録された特別講義を視聴の後、目標シートを作成します。電気工事士試験に合格という目標、試験まで3か月あり1か月で○○までする。というように目標達成しやすくなるツール。
郵送、メールで質問でき、10回まで無料。11回目からは1回500円。
①30日間返金保証、②破損・不具合DVDの1年間交換サービス、③不合格時、サポート期間延長サービス(質問回数リセット)
という各種サポートがあり、評価は5点としました。
価格
金額は他社に比べて安く、評価5点。
2種電気工事士※1
e-ラーニング | 21,780円 |
DVD | 23,980円 |
e-ラーニング+DVD※2 | 27,280円 |
1種電気工事士※1
e-ラーニング | 32,868円 |
DVD | 43,780円 |
e-ラーニング+DVD※2 | 49,280円 |
※1:技能試験の材料等は含まれていないため別途購入が必要です。2種で16,000円、1種で20,000円程度。
※2:e-ラーニング+DVDは教育訓練給付金対象で受講後20%返金されます。(27,280円→21,824円、49,280円→39,424円)
向いている人
原田式メソッドで目標を立てて、その目標に向かって日々勉強できる人にとっては十分に生かすことができ、わからないところを質問するなど勉強し続けられる人にはいい通信教育です。
材料を会社などで別途用意できる人には安価で初学者にもわかりやすい通信教育としておススメです。
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第3位:TAC
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教材の質と充実度
教材はテキスト兼問題集。2種は市販テキストで問題数が190問と多くなく、別途過去問題集を購入したほうがいい。付属教材は最低限のもので受講ガイド、テキスト&問題集、技能試験用の練習教材。評価は3.5点としました。
動画教材の有無
動画教材は充実していて、筆記試験2種は2日分、1種は3日分、技能試験は1種、2種ともに3日分の動画があります。評価は5点としました。
技能試験対策
技能試験のみのコースが1種、2種いずれもあること、材料がセットでついていること、解説用の動画があること、材料や工具だけでも販売されていること、技能試験対策で添削を受けることができることから評価は5点としました。
サポート体制
質問はメールおよび質問カードでできます。技能試験で添削(2種15回、1種12回)を利用できるのは特徴。特別目立ったサポート(不合格時のサポート延長など)はないため評価は4点としました。
価格
価格は安いため評価5点。
2種電気工事士※1
筆記試験対策 | 15,000円 |
技能試験対策 | 34,000円 |
筆記+技能※2 | 60,000円 |
1種電気工事士※1
筆記試験対策 | 20,000円 |
技能試験対策 | 40,000円 |
筆記+技能 | 59,000円 |
※1:web講座でDVD受講の場合2種の筆記、技能は各+4000円、筆記+技能は+8,000円。1種は筆記、技能各+5,000円、筆記+技能+10,000円。
※2:2種の筆記+技能は工具付きの金額。
向いている人
筆記試験のみのコースが1種、2種両方ともに用意されています。
TACは技能試験のみのコースが用意されていて、web経由で添削を行ってくれるので、技能試験をきちんと対策したい、添削を受けたいという人には最適です。
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第4位:ユーキャン
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教材の質と充実度
30年以上の実績があり、受講者の87%が「資格の学習経験なし」という状況からスタートして合格者を毎年多数輩出している通信教育。過去問以外に基礎数学、公式集、用語集があって初学者が学習していく中で躓きそうなところには対策がされている。webテストで進捗状況や実力の確認ができます。初学者が学習するために必要なものがすべて揃っていると言って良い。評価は5点。
画像はユーキャンより引用
動画教材の有無
動画教材はほとんどなく、自分でテキストを読んで、問題集を解いて学習していくスタイル。「学びオンラインプラス」の中に複線図の書き方動画などがあるくらい。評価は2点。
技能試験対策
技能試験のみのコースは2種のみで材料がセットでついています。技能試験対策で添削を受けることができることから評価は5点としました。
サポート体制
質問は郵便、FAX、メールでできます。
在籍期間は8カ月(技能試験コースは3ヵ月)あり、試験時に期間未満の場合、その次の期の試験まで添削や質問など全ての指導サービスを受けることができます。
添削課題(筆記、技能両方とも)があり、課題を解くことで自分の弱点を把握できるようになっている。
「学びオンラインプラス」はwebテスト、解説動画、スケジュール管理などができる学習ツールです。
これらのサポート、サービスがあるため評価は5点。
価格
本科コースは筆記試験+技能試験両方とも対策するコースです。価格は特別安くありませんが、教育訓練給付金を利用すればかなりお得な講座となるので評価4点。
2種本科コース※ | 63,000円 |
2種技能コース | 39,000円 |
1種本科コース※ | 69,000円 |
※2種本科コースと1種本科コースは教育訓練給付金対象で受講後20%返金されます。(63,000円→50,400円、69,000円→55,200円)
向いている人
動画ないでテキストを勉強しながら、添削課題を提出してわからなければ質問する、というサイクルで勉強し続けられる人にとっては長期間の在籍期間、基本的な数学からあるテキスト、全8回の添削課題など痒いところに手が届く最適な設計となった通信教育と言えます。
基礎数学のテキストが付けられています。分数や乗数、三角関数などについて基本的なことから書かれているので分数がわからない人にとっては頼もしい。
教育訓練給付金について
電気の資格に詳しい人・教育訓練給付金は何?・もらう方法・対象の講座「教育訓練給付金、通信教育でよく書かれているけどどういうものかよくわからない」、「どうやったらお金もらえるの?」、「私は対象なの?」、「何の講[…]
ユーキャンの通信教育について詳しくはこちら
電気の資格に詳しい人通信教育で有名なユーキャンの電気工事士講座どうなのかみてみましょう。通信教育は各社特徴があってどこが合うのか?悩みどころです。通信教育で代表的な一つユーキャンで電気工事士講座の内容、特徴を[…]
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第5位:JTEX
NHK学園とヒューマンアカデミー(たのまゆ)はJTEXの教材を利用しています。
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教材の質と充実度
テキストは1色刷りでわかりにくい。講座の種類は筆記+技能の合格講座(受験講座)と問題演習に特化した「動画で解説!一問一答」、「複線図の書き方トレーニング」の各コース。。筆記試験が3冊、技能試験1冊のテキスト(1冊ずつに添削サービスあり)。毎月1冊合計4カ月で合格を目指す。第2種電気工事士「動画で解説!一問一答」は問題演習で解説の動画があるので問題演習で躓いた人にとっては受けてみてほしい講座。第2種電気工事士「複線図書き方トレーニング」があり、複線図の書き方がどうしても理解できないという人は受講してほしい。評価は4点。
動画教材の有無
動画は技能試験対策用のみで2種はDVD、1種はweb配信です。「動画で解説!一問一答」は約4時間の動画200問を解説。評価は3.5点。
技能試験対策
技能試験のみのコースはない。材料セットで販売されていること、DVDなどの映像がある。「複線図の書き方トレーニング」という特徴的な講座があるため評価は3.5点としました。
サポート体制
合格講座のレポートが全4回。(筆記+技能のコース)
レポートは記述式、マークシート式、Web提出の3種類で対応可能。記述式は受付後、添削講師による添削・講評が加えられて返送されます。
質問がある場合は質問券を利用して講師に質問できる。評価は4点。
価格
価格は安いため評価5点。
第二種電気工事士合格講座(DVD・試験セット付)※ | 47,300円 |
第二種電気工事士合格講座(DVD付)※ | 29,700円 |
第一種電気工事士受験講座(試験セット・Web動画サービス付き)※ | 52,800円 |
第一種電気工事士受験講座(Web動画サービス付き)※ | 31,900円 |
特化した講座
動画で解説!一問一答※ | 22,000円 |
複線図の書き方トレーニング※ | 14,300円 |
※法人・団体受講の場合は特別受講料が適用されより安くなります。
向いている人
他社の通信教育や講習会でも問題演習の解説をしてくれるところはほとんどありません。他社の通信教育で問題演習ではわからないところを質問することで解決を図ります。JTEXは問題演習の解説があるのでその場で解決できるため、バリバリ問題演習やりたい人には最適といえます。
複線図の書き方に特化した講座があり、どうしてもわからないという人にとっては最後の頼みともいえる講座。
JTEXの通信教育について詳しくはこちら
電気の資格に詳しい人JTEXの電気工事士講座どうなのかみてみましょう。通信教育は各社特徴があってどこが合うのか?悩みどころです。JTEX(ジェイテックス)で電気工事士講座の内容、特徴をみて、向いている人がどん[…]
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