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電気主任技術者の受験資格と申込、試験、免状申請までの流れ

電気主任技術者試験の受験資格、申込~受験~免状取得までの流れ2022年版

電気の資格に詳しい人
・電気主任技術者になるまでの流れ
・受験資格、申込期間
・電気主任技術者試験の特徴(科目合格制と二次試験)
・受験地、受験票をなくしたとき
・試験日程、免状申請

「電気主任技術者の試験の申込は何月で試験は何月なのか?」、「一発合格でなくてもいいのは本当なのか?」、「一種と二種の二次試験って何?」「どこで申し込めばいいの?」、「受験地ってどこがあるの?」という電気主任技術者試験に関する疑問、質問が色々と出てきます。

こんな悩みを解決する記事を用意しました。電気主任技術者になるまでの流れに沿って記事を作っています。わからないところだけ読んでもいい、全部読んで電気主任技術者試験を詳しく知るのも良しという記事に仕上がっています。

記事の前半では、電気主任技術者になるまでの流れ、申込期間、受験資格、試験の特徴と難易度(科目合格制と二次試験、試験時間、電卓)、受験料について書いてあります。記事の後半では、実際に試験に申し込むときの日程でいつからいつまでなのか、いつが試験日でどこで受験できるのかなどより詳しく書いてあります。

ぜひこの記事を読むと電験の試験についてわからないところを一発解決!!!

第三種電気主任技術者試験と第一種及び第二種電気主任技術者の一次試験は科目合格制で3年間で4科目合格すればOK。二次試験は一次試験合格した翌年は一次試験が免除になります。
電験三種は今年から年2回の試験になり、3年間で6回の試験で4科目合格です。上期は8月、下期は来年3月に試験があります。
試験では電卓が使えますが、いわゆる関数電卓は使用できません。

電気主任技術者になるまでの流れ

第三種電気主任技術者

電験三種になるための流れ

 

第一種電気主任技術者及び第二種電気主任技術者

電験一種二種になる流れ

認定校で所定の単位修了すれば第三種電気主任技術者になっていれば第二種電気主任技術者を取得できるのでメリットは大きいです。

参考記事:【試験受けなくてOK】電気主任技術者を認定取得する方法と認定校一覧

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【試験受けなくてOK】電気主任技術者の認定取得と認定校一覧

 

申込期間

受験申込は5月17日~6月3日

一種、二種、三種すべて同じ期間での申込です。

参考記事:電験一種、二種、三種の違い

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電験一種、二種、三種の違い

 

受験案内は大手書店、産業保安監督部などで配布されるほか、一般財団法人電気技術者試験センターHPでも公開されています。

電気技術者試験センターに郵送で取り寄せることができます。電気技術者試験センターでも配布されています。

 

受験資格

誰でも受験できます

年齢による制限もないので10代や60代で申し込む人もいます。

令和2年電験三種申込者年代別

(一財)電気技術者試験センター、電気技術者試験受験者実態調査令和2年度

令和2年電験三種申込者年代別の資料になります。

60代以上で受験する人もいます、年齢を理由に諦める必要はありません

 

電気主任技術者試験の特徴

第一種電気主任技術者と第二種電気主任技術者試験の一次試験と第三種電気主任技術者は科目合格制

第一種電気主任技術者試験

一次試験:「理論」「電力」「機械」「法規」←科目合格制
二次試験:「電力・管理」「機械・制御」←論述式

 

第二種電気主任技術者

一次試験:「理論」「電力」「機械」「法規」←科目合格制
二次試験:「電力・管理」「機械・制御」←論述式

 

第三種電気主任技術者

「理論」「電力」「機械」「法規」←科目合格制

 

なお、第一種及び第二種電気主任技術者試験の二次試験は科目合格制ではなく「電力・管理」、「機械・制御」両方ともを合格しなければ免状取得とはなりません。

第一種、第二種電気主任技術者の一次試験合格後、二次試験不合格になっても翌年は一次試験を受験する必要はなく二次試験のみ合格で資格取得となります。

参考記事:理論(電験三種)

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二次試験

 

試験の内容と難易度

第三種電気主任技術者試験と第一種及び第二種電気主任技術者の一次試験は「理論」、「電力」、「機械」、「法規」の4科目の科目合格制で60点取れれば合格となります。

第一種及び第二種電気主任技術者の二次試験は「電力・管理」、「機械・制御」の2科目

 

第三種電気主任技術者でさえ難関資格と言われ、合格までの勉強時間は1000~1500時間と言われています。

当然第二種、第一種はそれ以上の難易度で電気の資格で最難関資格と言われるに相応しい難易度です。

 

科目合格制

第一種、第二種の一次試験および第三種電気主任技術者試験の科目合格制。

科目合格後、翌年と翌々年は合格扱いになります。

例えば、1年目に「理論」合格し、2年目に「電力」、3年目に「機械」と「法規」を合格すれば第三種電気主任技術者、第一種、第二種電気主任技術者は一次試験は合格です。

科目合格の例1

3年目に「機械」しか合格できない場合は1年目合格した「理論」が期限切れとなり、4年目には「理論」「法規」の2科目合格する必要があります。

科目合格の例2

令和4年(2022年)度試験より電験3種は年2回試験になりますが、わかりやすく年1回にしてあります。

 

二次試験

電気主任技術者試験の一種と二種では二次試験があります。

二次試験は一次試験合格者のみが受験できます。

今年一次試験合格すると、来年は一次試験を受験せずに二次試験のみの受験が可能です。

選択問題式で

「電力・管理」は6問中4問選択。1問30点

「機械・制御」は4問中2問選択。1問20点

電力・管理120点満点、機械・制御60点満点の合計180点満点で採点されます。

108点あれば合格できますが、論述式試験のため、計算過程のミスや記述不足などが減点されるため文章力や正確性を求められます。

 

電験一種、二種では一次試験ではなく二次試験を本番と捉えるためとても難しい試験です。

参考記事:二次試験

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二次試験

 

試験時間(電験三種)

電験三種試験時間

法規のみ65分でほかは90分です。

試験ごとに時間が空いているので、リラックスして次の試験に臨みましょう。

 

電卓の使用

電気主任技術者試験では電卓を使うことができます。

使える電卓は四則演算、開平計算(√)を行うためのもので、関数電卓は使用できません。

参考記事:電気主任技術者試験おススメの電卓

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電気主任技術者試験、おススメの電卓

試験で使える電卓

引用:電気技術者試験センター

 

申込方法と手数料

ゆうちょ銀行(郵便局)の払込書で申し込む方法と、インターネットから申し込む方法の2通りあります。

 

第三種電気主任技術者

郵便局での払込金額:8,100円

受験案内に挟まれた受験申込書に必要事項を記入した上で、郵便局での払込になります。

インターネット金額:7,700円

インターネット申込みは、電気技術者試験センターの公式HPから申込みが可能です。

支払方法は銀行振込、クレジットカード決済、コンビニ決済、Pay-easy決済

受験料が今年の試験から値上がりしました注意してください。

 

第一種及び第二種電気主任技術者

郵便での払込金額:14,200円

受験案内に挟まれた受験申込書に必要事項を記入した上で、郵便局での払込になります。

インターネット金額:13,800円

インターネット申込みは、電気技術者試験センターの公式HPから申込みが可能です。

支払方法は銀行振込、クレジットカード決済、コンビニ決済、Pay-easy決済

受験料が今年の試験から値上がりしました注意してください。

 

受験票

試験日の約2週間前に申込者宛に「受験票」と「写真票」が郵送で届きます

縦45mm×横35mmの写真(無背景、正面、無帽で撮影した顔写真(肩口まで))を受験票、写真票それぞれに貼っておきましょう。

 

受験票が届かない、紛失したとき

受験票が届かないときや、受験票を紛失したときの問い合わせ先

03-3552-7691

 

受験地

第三種電気主任技術者試験は35都道府県(北海道、岩手県、宮城県、山形県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、石川県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、島根県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、沖縄県)で実施されます。

第二種、第一種電気主任技術者試験は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県で実施されます。

自宅から近いところ、行きやすいところで受験するのが良いでしょう。

 

日程

試験の日程は電験三種は択一式の試験のみ。

電験一種、二種は一次試験が択一式の試験で、二次試験が論文式であります。

 

第三種電気主任技術者試験日程

申込5月16(月) ~ 6月2(木)

郵送:当日消印有効

インターネット:初日午前10時~最終日午後5時まで

11月21(月) ~ 12月8(木)

郵送:当日消印有効

インターネット:初日午前10時~最終日午後5時まで

試験日8月21日(日)令和5(2023)年3月26日(日)
免状取得するまで合格後、必要書類を電気技術者試験センターに郵送

上期の合否が出た後に下期の申込を行うことができます。

上期科目合格した場合は下期ではその科目を受験する必要はありません。

上期、下期それぞれに申し込む場合は当然受験料も2回分かかります。

 

第一種及び第二種電気主任技術者試験日程

申込5月16(月) ~ 6月2(木)

郵送:当日消印有効

インターネット:初日午前10時~最終日午後5時まで

一次試験日8月20日(土)
二次試験日11月13日(日)
免状取得するために合格後、必要書類を電気技術者試験センターに郵送

 

免状の取得

試験を合格すると、

電気技術者試験センターから郵送する試験結果通知書に、免状交付申請書、免状交付申請要領等を同封されているので、免状交付申請書に必要事項を記入のうえ、試験センターに提出すると免状がもらえます。申請後約2カ月で免状が送られてきます。

手数料は2,350円

免状が届けば晴れて電気主任技術者になれます。

 

2022年とそれ以降の電験三種試験での変更点

2022年度の試験では試験回数が年1回から2回に変更になりました。

上期の結果を知った上で下期受験するかどうか検討できます。

 

2023年度試験からは試験会場での一斉試験に加え、CBT方式も導入予定です。


CBT方式は公開期間に各試験センターに予約を入れ、当日テストセンターに行って試験を受けます。問題は紙ではなく、画面上に映し出されます。試験によっては別途メモ用紙・計算用紙が支給され、メモしたり、計算した回答をPC画面の選択ボタンで解答していきます。
※2023年試験からはマークシート方式に加えCBT方式も検討されています。

電験三種の試験制度の変更点となぜ変更するのか?

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電験三種の試験制度の変更点となぜ変更するのか?

 

受験回数増加による科目合格制は?

科目合格制は変更されない予定のため、3年間で4科目合格に変更はありません。

受けられる試験回数が3回→6回に増え、合格しやすくなるでしょう。

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