電気工事士という資格は今後どうなっていくのでしょうか？
将来の仕事はあるのか？今後を考えていきましょう。
電気工事士という仕事について
電気工事士の仕事は電気工事と施設管理の2つに分けられます。
電気工事は照明の取り換え工事などの電気工事を行います。
施設管理（ビルメンテナンスや工場）の仕事は施設の維持管理、特にビルメンテナンスはビルや商業施設などの清掃衛生業務のほかに電気や水道の点検管理、火災報知器、エレベーターの点検などの仕事を行います。
電気工事
将来性は抜群
エアコン工事：夏に向けてエアコンの買い替えなどで大忙しの仕事。
外線の配線工事：一番よくみる工事で電柱の上で作業をしている。送電線の点検や工事もあります。
そのほかに、鉄道での電気工事や発電所、変電所での電気工事など様々
電気自動車用の充電設備の工事などこれまでにない電気工事は増えていく。
家庭用の小型の電気機器増加でコンセントの増設工事は増えるでしょう。
様々な業種で仕事があり一気に減ることは想定しにくい。
経済産業省『電気保安人材の将来的な確保に向けた検討について』をみても、電気工事士の有資格者が足りなくなっていく現状が問題視されている。2045年まで予想されていますが人手不足は解消されないと予想されています。
どうやって電気工事士を確保するかが問題視されているため、仕事がないことよりも人がいなくて仕事を受注できない現状があります。
これから電気工事は仕事がなくて困るということは起こりにくく、有資格者が足りずに仕事ができないということから待遇の改善などが起きると思われます。
参考記事：電気工事会社に就職転職！！！
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施設管理
施設管理で求人で一番多いのはビルメンテナンスのためビルメンテナンスに関して記載します。
ビルメンテナンスでは最低限必要な資格の一つで2種電気工事士が挙がります。それ以外にも2級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者が必要と言われます。
ビルメンテナンスは設備の老朽化などでメンテナンスなどで手間がかかることが増える、設備の更新をしても仕事自体はなくならない。ビルの警備員を見たときに比較的年齢の高い人が多く、業界自体は常時人手不足、若年層がいないなどの課題を抱えています。
ロボットによるオートメーション化が図られても、管理するために人は必要で、人をなくすことはできないだろう。
この設備には○○という資格者が必要と決まっていて、有資格者が必要で一人で賄うことはできず何人か人がいるため仕事が一気になくなるということは考えづらく将来性は高い。
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電気工事士という資格がなくなる可能性
電気工事士と言う資格は過去に「新潟大火」という大規模な火災が電気工事が原因で発生したために電気工事の安全性を高めて火災を起こさないために作られたのが電気工事士です。
電気工事士という資格そのものをなくすことは電気工事の施工不良による火災防止するという資格創設の目的から考えられない。
ビルメンテナンスでも電気機器はなくならないために安全に取り換えるなどの観点からも電気工事士は必要です。
電気工事士をなくしてすべてロボットによるオートメーション化を図ろうとしても、狭い、使えないなど多くの問題があり、一気に普及することはなく徐々に増えていくでしょう。