電気工事士試験受けようと思ったとき、どの本を使って勉強するのがいいのか、特に第2種電気工事士は多くの本が出ていて悩みます。
どんな問題集とテキストを選ぶのがいいのか
具体的な指針と勉強法を元に問題集とテキストでおススメ度を判断しました。
おススメする問題集の条件
問題と解説がそこまで離れていない。あるいは解説を別冊に分けることができる
テキストとリンクしている
参考記事:「筆記試験勉強の仕方」
参考記事:「合格できる勉強法【第1種電気工事士】」
参考記事:「合格できる勉強法【第2種電気工事士】」
解説がわかりやすい、2色以上で印刷されている
解説がわかりやすいことは大切です。鑑別でどこが目印になるか、図記号は何かなど知りたい情報を書かれているのが良いですよ。
電気工事士試験は同じ問題を何度も出題するため、過去問を解くことで合格への最短ルートです。
出るところも決まっていて大切なところが違う色で印刷して問題集が良いですよね。
2種は鑑別がフルカラーで印刷されていますけど、1種は黒1色刷りっていうのが珍しくありません。
問題と解説がそこまで離れていない。あるいは解説を別冊に分けることができる
問題を解くときに解説が離れていると逐一巻末の解説を見るのはめんどくさい。
できれば次のページ、できなくても数ページ後に解説があれば勉強するときに便利なんです。
テキスト(教科書)とリンクしている
問題集解いてわからない問題があるときにテキストと調べられると便利ですよね。
問題集の隅にテキストのどのページか書かれているとすぐ調べられるので便利なのでおススメです。
第2種電気工事士おススメ問題集
すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 学科過去問2024 (すぃ~っと合格赤のハンディ)
おススメ度 ☆☆☆☆☆☆
問題は分野ごとに分けてある。
解説で必要な関連知識を書かれていること、見開きで問題と解説が見えるのは勉強するときにありがたい。
「第2種電気工事士学科試験すぃ~っと合格」のページが参考書ページとして書かれており、2冊を1セットで勉強するときはとても心強い。
過去問を解くことに特化したもので分野ごとに分かれているので初学者にとっては同じ分野を続けて勉強できるのでおススメ。
2024年版 第二種電気工事士試験 学科試験 過去問題集
おススメ度☆☆☆☆
過去問を10年分、試験ごとにまとめられています。
1回の試験50問の問題があり、その後に解説という構成。
解説は関連知識が豊富で、解説は図が多く、わかりやすく読むだけで多くの勉強ができる優れもの。またフルカラーでわかりやすい。
「第二種電気工事士試験 完全攻略 学科試験編」は同じ筆者が書いている。
2024年版 第二種電気工事士学科試験標準解答集
おススメ度☆☆☆
最初に要点がまとめられていて、配線図についても説明があり学科試験範囲一通り勉強できる。
過去問を10年分、試験ごとにまとめられています。1回の試験50問の問題があり、その後に解説という構成です。
問題集としては定番だが、「第二種電気工事士試験 学科試験 過去問題集」と比べたとき、要点の説明は簡素で問題の解説も簡素で内容が見劣りする。
問題集としては優れており、基本的なことを理解している人が問題演習を行うには最適と言える本書。
ただ、初学者がいきなり勉強するにはハードルが高め。
第1種電気工事士おススメ問題集
すい~っと合格赤のハンディぜんぶ解くべし! 第1種電気工事士 学科過去問2024 (すぃ~っと合格赤のハンディ)
おススメ度☆☆☆☆☆
問題は分野ごとに分けてある。
解説で必要な関連知識を書かれていること、見開きで問題と解説が見えるのは勉強するときにありがたい。
「第1種電気工事士学科試験すぃ~っと合格」のページが参考書ページとして書かれており、2冊を1セットで勉強するときはとても心強い。
過去問を解くことに特化したもので分野ごとに分かれているので初学者にとっては同じ分野を続けて勉強できるのでおススメ。
おススメのテキスト、参考書の条件
問題を解いて勉強していくことをおススメしているため、それに合致するテキスト、参考書をおススメします。
鑑別などもあるためカラーで写真が多く見やすい内容
検索しやすい
問題集と内容、ページがリンクしている
鑑別などもあるためカラーで写真が多く見やすい内容
検索しやすい
第2種電気工事士おススメなテキスト、参考書
2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士学科試験すい~っと合格
おススメ度☆☆☆☆☆
各章ごとに解説があり、最後に問題演習という構成。
フルカラーでわかりやすく、よく出る問題180問もついている。重要ポイント丸暗記ノートもついている。
「すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問」と2冊を1セットで勉強するときはとても心強い。
巻末の五十音順の用語索引は多く探したい内容を見つけやすい。
頻出分野中心でテキストや参考書として考えると若干内容の不足を感じるが60点取れればいいので十分な内容と言える。
2024年版 第二種電気工事士試験 完全攻略 学科試験編
おススメ度☆☆☆☆
問題は203問。
全体的に文字が多く一目みてわかるようにはなっていないが、内容は網羅されており、解説はわかりやすい。
計算問題の電気理論は解説は丁寧でわかりやすい。計算問題の解説部分はとても丁寧でわかりやすい。
ただ、内容が細かいところまで行き過ぎていて、辞書として使うならいいが、この本で1から読んで勉強しようとするのは効率が悪い。
「 第二種電気工事士試験 学科試験 過去問題集」は同じ筆者が書いている。
おススメ度☆☆☆
問題は258問。問題が1章分続けてあり、その後に解説。解説は簡素。
テキストとしては写真や図が多くわかりやすい構成になっている。
赤いシートが付いており、赤い文字のところを隠せば消えるようになっていて勉強しやすい。
全体的に見やすく、問題演習まで考えると物足りないがテキストを辞書代わりに使うならいい。
毎年更新しないので試験ごとに今までほとんど出題されたことのない問題が出てくるため出る順と言っても年数が経ってしまうと信頼性は落ちる。
いちばんやさしい 第2種電気工事士【学科試験】(筆記方式・CBT方式) 最短テキスト&出る順過去問集 改訂...
みんなが欲しかった! 第二種電気工事士 学科試験の教科書&問題集 2024年度
各章ごとに解説があり、最後に問題演習という構成。
問題数は190問。
フルカラーでわかりやすく、単調になりやすい説明部分を色々と分けてあり見やすくいいテキスト。
190問という問題数でほかのテキストに比べ少し少なめ。
別途問題集がほしい
みんなが欲しかった! 第二種電気工事士 学科試験の教科書&問題集 2024年度 [パッと見てイメージできる!こ...
モノクロで機器などは見にくい。マンガでわかりやすく解説されているのはいい。
問題はほとんどなく過去問の演習などはできない。
学科試験はこれ1冊で合格することはできない、技能試験も公表問題の解説などはなく入門と割り切らなければならない。ただし電気工事士の学科試験の内容をマンガでわかりやすく解説しているところはいい。
第1種電気工事士おススメなテキスト、参考書
2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士学科試験すいーっと合格
おススメ度☆☆☆☆☆
各章ごとに解説があり、最後に問題演習という構成。
フルカラーでわかりやすく、よく出る問題180問もついている。重要ポイント丸暗記ノートもついている。
「すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第1種電気工事士 学科過去問」と2冊を1セットで勉強するときはとても心強い。
頻出分野中心でテキストや参考書として考えると若干内容の不足を感じるが6点取れればいいので十分な内容と言える。
本書は1から読んで勉強するには向いているが、辞書的な使い方には内容が少なめ。「すい~っと合格赤のハンディぜんぶ解くべし! 第1種電気工事士 学科過去問」とセットで学習するのがベスト。