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電気主任技術者試験、おススメの電卓

電気主任技術者試験おススメの電卓

電気の資格に詳しい人
・試験で使える電卓
・日ごろから電卓を使って勉強したほうがいいか
・おススメの電卓と電卓に必要な機能

電気主任技術者試験では電卓が使えるけど、電卓なんてどれでもいいんでしょ?と思っていませんか

実は試験で使える電卓、使えない電卓があります。関数電卓は使えません。日頃から電卓使って勉強したほうがいいか悩みます。

この記事では、試験で使える電卓、日ごろから電卓を使って勉強したほうがいいか、おススメの電卓と電卓に必要な機能について書いてあります。

電卓使えるけどどういう機能を使うと良いのか?電卓はどれがいいの?あなたが知りたい情報を提供します。ぜひ最後まで読んでいってね。

カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定

カシオ電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N

必要な機能が揃っていて、安くて使いやすい完璧な電卓
電顕の試験本番で使うならぜひこの電卓を!!!

日頃の勉強から電卓は使い慣れておくことが試験本番でもいきます
ディスプレイが見やすく、大きなゴム足がついた電卓をおススメします

電卓に必要な機能は

  1. 開平(√)機能がついていること
  2. 「M+」、「M-」があり、押したときにM+という表示がディスプレイに出る
  3. 「MR」キーと「MC」キーが独立している
  4. 「▶」キーがあること。
  5. 検算機能

参考記事:「電気主任技術者試験の受験資格、申込~受験~免状取得までの流れ

電気主任技術者試験で電卓を使えるのか?

第一種、第二種及び第三種電気主任技術者試験では機能を制限した電卓が使用できます。
【使用できる電卓の種類】
電池(太陽電池を含む。)内蔵型電卓で音の発しないもの(四則演算、開平計算、百分率計算、税計算、符号変換、数値メモリ、電源入り切り、リセット及び消去の機能以外の機能を持つものを除く。)に限る。
ただし、開閉計算(√)機能は必須です。関数電卓は使用できません。

とあるように電卓は電気主任技術者試験で使えます

 

電卓を試験で使えるので計算の正確性、速さは手計算では敵いません。

電卓は必ず使ってください。

電卓を使うこと前提で試験問題も作られているので電卓を使うことで計算時間の短縮ができますね。

 

試験勉強で電卓を使うか?

結論からいうと使うべきです。

電卓を勉強の時から使うメリットとデメリットを考えてみましょう。

 

勉強から電卓を使うメリット

電卓の扱いになれる

電卓を日頃から使うので電卓の使い方や機能を使いこなせるようになりますね。

 

電卓の機能を使いこなせること、より早くより正確に計算できる

電卓の機能でメモリー機能(「M+」、「M-」、「MR」、「MC」)を使いこなすとより早くより正確に計算できるようになります。電卓を日頃から使いこなせばそれだけ早く計算できるようになるので良いですね。

 

時間の短縮

電験三種、二種、一種どの試験でも時間制限があって、試験時間に余裕はありません。電卓を使いこなせばより早く計算できるのでそれだけ時間短縮につながります。違う問題や検算、確認に時間を割くことできるので合格に近づけますね。

 

勉強から電卓を使うデメリット

計算能力が落ちる可能性がある

計算を電卓に頼ってしまうので検算するときなど電卓を使わない場面で計算能力が落ちて時間がかかったりする可能性がありますね。

 

電卓を置くスペースが邪魔

電卓を机の上に余分に置くのでそれだけスペースを取ってしまいます。試験勉強のときは多少狭くなってしまうのは残念ですよね。

 

メリット、デメリット比較

本番で電卓を使えるのですから日頃の勉強で電卓を使い慣れておくことは必要です。

計算能力が落ちる可能性があるが、電気主任技術者試験は電卓の使用を認めており、計算能力より正確に早く計算結果を出す能力と計算過程を正しく理解している能力を求めています。

試験本番で使えるのに日頃から使わないで本番から遠い状況で勉強するより本番に近い状況で勉強するほうがよっぽど意味がありますよ。

 

試験で使える電卓、使えない電卓

引用:電気技術者試験センター
試験で使える電卓

四則演算、開平計算(√)を行うための電卓を使用することができます。ただし、関数電卓などは使えません。
・数式が記憶できる電卓
・関数電卓
・印字機能を有する電卓
電卓の使用に際しては、音を発することはできません。

ということで関数電卓は使えませんが、普通の電卓なら使えます

 

使いやすい電卓

  • 手のひらの大きさくらい
  • 見やすい大きなディスプレイ
  • ソーラー、電池で動作
  • 電卓の裏にゴム足がついたものは、打っているときに位置がズレない
  • 桁数10桁あるいは12桁

ある程度の大きさがあること、大きなディスプレイ、ソーラーと電池両方で動く(万が一にも動かなくなることがない)などが条件です。

特に大きなゴム足が付いたものであれば動かないのでおススメします。ただ、安くてゴム足が付いていないものは打つと動くのでおススメしません。

 

ダメな電卓

普通の電卓と言ってもダメな電卓はあります。

  • 最低限必要な機能は開平計算(√)がついているものがそれ以外が不十分なもの
  • 開平(√)が付いていないもの
  • 100円ショップで売ってあるもの
  • 小さいものでデザイン性を重視した商品

使いやすさ機能で選びましょう

 

おススメの電卓

おススメの電卓はどれなのか紹介していきます。

その後に必要な機能を挙げますが、紹介した電卓はすべて条件は備えています。

 

カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定

おススメ度☆☆☆☆☆

電卓ならこれ!!!と言えるくらい良い電卓
サイズ(高さ×幅×奥行)179×107×26mm
ジャストサイズを選びました。大きすぎず小さすぎないサイズで電池、ソーラー両方に対応。
価格もお手頃価格でありがたい。
メモリー機能使っているときは液晶に「M」と表示されているので、メモリー機能使っているかわかります。
背面にゴムが2個付いていて、液晶が角度調整できるところはGOOD。
実際に買ってみた
選んだのはジャストで、まさにジャストサイズでちょうどいい大きさでした。
カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定 正面写真
正面はこんな感じで
カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定 裏面写真
裏面は下に大きなゴム足が2個付いていました。
普通に電卓を使っていて滑るってことは起きないと思います。
ゴム足が2個なので斜めから強く叩くと電卓が滑りますが、そこは仕方ない。
ゴム足4個の電卓は8,000円とかするのでちょっと手が出ないので…。
角度がこんな感じで調整できて
カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N エコマーク認定 角度調整写真
一番起こした状態です。
調整は軽くできて、引っかかる感じはありません。
ほんと不満と言えることがない、電験の試験に求められる能力を完璧に満たしつつ価格も安いと完璧な電卓。ぜひこの電卓を使って電験取りましょう!!!

実務電卓 12桁 税計算機能 デスクタイプ ソーラーと電池二重電源 早打ち機能 大型 オフィス 簿記

おススメ度☆☆☆☆

サイズ(高さ×幅×奥行)192×149×42mm
横幅が広めのモデルです。写真ではわかりにくいですがめちゃくちゃ大きいです。
電池、ソーラー両方に対応。
背面にゴムが2個付いていて、角度調整はできません。その代わりに分厚いので厚みがありますね。
実際に買ってみた
第一印象「デカい」片手で扱うには大きすぎる。私は手が大きいですがそれでも片手で扱うには大きすぎる。
実務電卓 12桁 税計算機能 デスクタイプ ソーラーと電池二重電源 早打ち機能 大型 オフィス 簿記 正面写真
正面はこんな感じ
実務電卓 12桁 税計算機能 デスクタイプ ソーラーと電池二重電源 早打ち機能 大型 オフィス 簿記 裏面写真
裏面はこんな感じ
裏面は下に大きなゴム足が2個付いていました。
普通に電卓を使っていて滑るってことは起きないと思います。
電卓が大きいので一つ一つ押すのに時間がかかるのはマイナス。
電卓の大きさ比較
カシオのジャストタイプ JF-120GT-Nと比べると1~2周りくらい大きいのがわかります。特に横幅が広いので打っているときに手を横に動かすのが多くなりそう…。
機能は一通りそろっているんだけど大きすぎて使いづらいのが…。

必要な機能

以下の5つの機能がある電卓です。

  1. 開平(√)機能がついていること
  2. 「M+」、「M-」があり、押したときにM+という表示がディスプレイに出る
  3. 「MR」キーと「MC」キーが独立している
  4. 「▶」キーがあること。
  5. 検算機能(あったらいいな)

 

開平(√)機能がついていること

√のキーがついている。これは試験センターが発表している最低条件です。

間違って僕のように√機能がない電卓を買っても無駄になりますよ。

 

「M+」、「M-」があり、押したときにM+という表示がディスプレイに出る

「M+」、「M-」、「MR」、「MC」はメモリー機能といいます。

ディスプレイに出るというようなどのキーを押したかわかるものがいい。

「M+(メモリープラス)」キーは直前の数値または計算結果を「メモリー値」に足す時に押すキーです。

「M-(メモリーマイナス)」キーは直前の数値または計算結果を「メモリー値」から引く時に押すキーです。

例えば、250×12-100×10を計算するとき、250×12と100×10を別々で計算してその後に足し算、引き算するのは計算ミスにつながってしまいます。

「M-」を使うと250×12「M+」、100×10「M-」、「MR」で計算すると計算結果が出ます。その後「MC」ボタンでメモリークリアで一旦メモリーを消去しましょう。

CASIO カシオ電卓の使い方 メモリーキー(M+/M-/MR/MC)-youtube

 

「MR」キーと「MC」キーが独立している

「MR(メモリーコール)」キーは直前のメモリー計算の結果「メモリー値」を呼び出すキー。「RM」と表記された電卓もあります。

「MC(メモリークリア)」キーは現在の「メモリー値」をクリアするキー。「CM」と表記された電卓もあります。

これを一つのボタンに纏めてある電卓があり、その場合電卓を使うスピードが落ちるので2つのキーが独立したものがおススメです。

「MR」は最後の計算結果を合算するときに使います。「MC」はメモリーをクリアするときに使うので忘れずに押さないと計算結果が間違ってしまうんですよね。

 

「▶」キーがあること。

「▶」キー、「→(矢印)」キー。桁下げキーでバックスペースキーのように打ち間違いを消すことができます。

押し間違いの時に便利ですよ。

 

検算機能

あると安心。あったらいいなという機能。

計算結果(答)のみを確認する機能で1回前の計算結果と答えを自動的に照合できる機能のことです。

計算過程を遡って確認できる機能を有する関数電卓は試験では使えません

関数電卓でなくても計算過程を遡って表示できる電卓は売られていて、これは試験で違反になるので使わないようにしましょう。

試験時に電卓が音を出してはダメなので必ず音は消しておきましょう。

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