通信教育は各社特徴があってどこが合うのか?悩みどころです。
JTEX(ジェイテックス)で電気工事士講座の内容、特徴をみて、向いている人がどんな人か考えてみました。
画像はJTEX社HP電気工事士2種、1種試験対策より引用
参考記事:「【ランキング】電気工事士通信講座、オンライン講習会-2023年最新- 」
特徴
1種と2種両方ともある
筆記試験だけ、技能試験だけというコースはありません。
DVD付(試験セット)含むは筆記試験、技能試験両方ともに対応した内容です。
金額が安い。第2種で技能試験の材料まで含め47,300円、第1種が52,800円。他社が6万~8万程度に比べると安い。
第1種、第2種いずれもDVD付とDVD付+試験セット(技能試験用の材料)の4コース。
第2種のみ複線図の書き方トレーニングコースと筆記試験対策の動画は過去問一問一答形式の解説動画のコースあり
筆記試験対策
- テキスト3冊(受験ガイド、筆記試験学習ガイド、計算基礎含む)。
- 過去問題集
テキストで電気の説明などが1色刷りで読みにくく、重要なところがわかりにくい。
器具の鑑別などのページは4色カラー。でも市販のテキストは電気の説明なども2色あるいは4色カラーで印刷でJTEXのテキストがいいとは言えない。
レポートを毎月提出することで、学習の理解度を深める方法。筆記試験対策用のレポートが3回。
動画で解説!一問一答(2種のみ)
筆記試験対策の動画は過去問一問一答形式の解説動画のコースあり(2種のみ)。
1.基礎理論(11問,動画数11,約15分)
2.配電理論・配線設計(11問,動画数11,約12分)
3.電気機器・配線器具・材料・工具(27問,動画数27,約21分)
4.電気工事の施工方法(27問,動画数27,約28分)
5.一般用電気工作物の検査(12問,動画数12,約14分)
6.保安に関する法令(12問,動画数12,約16分)
7.配線図(100問,動画数112,約2時間40分)
過去問を解いてわからないところが多い人にはいい。
通信教育、講習会でも過去問の解説をしっかりやってくれるところは少ない。
過去問の解説で4時間30分近い動画があるのは良いかも。
特に配線図問題がわからないという人にとって100問も解説してくれる動画はない。
技能試験対策
- テキスト1冊
- DVD(全13課題の実作業含む300分)
動画は1種、2種いずれも300分
練習材料は試験セットの場合は付属。
DVDの内容は
②技能試験の公表問題13問
③施工作業の工具の使用について
④作業手順二つの例
➄リングスリーブによる圧着接続
⑥年度ごとの技能試験の判定基準例
⑦FAQ―よくある質問
課題すべての作業をみえるのはすごく良い。レポートの1回も技能試験に対応したものになっている。
練習材料が1回分あるのでお得。
質問、添削などのサポート
レポートが全4回。(筆記+技能のコース)
DVD付は標準学習期間4カ月。
「動画で解説!一問一答」と「複線図の書き方トレーニング」は標準学習期間2カ月。
レポートは記述式、マークシート式、Web提出の3種類で対応可能。記述式は受付後、添削講師による添削・講評が加えられ、受付日から10~20日程度で返送。
マークシート式、Web提出は受付日から2~5日程度で「採点結果報告書」を返送。
質問がある場合は質問券を利用して講師に質問できる。
ヒューマンアカデミー(たのまな)の通信教育教材はJTEXのものを使用していると思われます。
金額
DVD+試験セット(合格講座) | DVD付(受験講座) | 一問一答 | |
2種 | 49,500円 (47,300円) | 31,900円 (29,700円) | 22,000円 (19,800円) |
1種 | 55,000円 (52,800円) | 34,100円 (31,900円) | – |
金額は税込み
※カッコ内の金額は特別受講料。特別受講料は法人・団体受講の場合に適用。
向いている人
費用を抑えたいという人。試験セット付2種でJTEX47,300円。ユーキャンが60,300円、翔泳社が60,500円。
技能試験をメインにしっかり取り組みたい人に技能試験用300分の動画はいい。
過去問一問一答で過去問の解説がほしい人にとっては最適。講習会や通信教育でも4時間30分も解説の動画はない。
複線図の書き方がどうしても理解できない、わからないという人に複線図の書き方に特化したコースがあるのはいい。
法人や団体での申し込む場合は特別受講料で通常より安くなる。また団体であればほかの人にわからないことを聞けることもいい。
向いていない人
筆記試験対策で解説動画がないため、基本的なことがわからない初学者にとってはテキストの設計も良くないためおススメしない。わかりやすいテキストや解説動画はないため初学者は違う通信教育のほうがいい。
技能試験をサクサク練習すればできるという人にとっても300分と長い動画は不要。
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