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電気工事士って何?

電気工事士って何?電気工事はどんな仕事?将来性は?

 
電気の資格に詳しい人
電気工事ってどんな仕事か、将来性は?など気になること

電気工事をするには電気工事士って資格が必要なんです。

電気工事をするためには電気工事士という資格を取る必要があります。
電気工事は今後既存設備の更新、太陽光や電気自動車の充電設備などの工事があるなど将来性も抜群です。

 

電気工事士という資格

電気工事士はビルの照明などの電気工事や電柱での電気工事を行うための資格です。

昔、電気工事の施工方法、材料が良くないために漏電火災が起きたことがあって電気工事は電気工事士資格を持つ人が行うように義務付けられました。

無資格で工事をすると、電気工事士法に無資格での電気工事には「3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役」が科せられるとあるので無資格で工事を行うのやめましょう。

出典:電気工事士法3条及び14条

近年でも無資格で電気工事を行ったことで、感電事故が起こっています。  

参考記事:「電気工事士試験の申込から日程、受験、免状取得まで

 

電気工事士にできる仕事

電気工事士は電気工事は主に次の通りです。

  • ビル住宅などの屋内配電工事 住宅のコンセントや照明などの新設工事や店舗の改装工事でよく行われます。

新設工事(マンション、工場等の建築現場)ではほかの業者間との調整は大変です。

  • 外線の配線工事 一番よくみる工事で電柱の上で作業をしているものです。住宅や工場などに電気を送るための工事になります。

ほかにも鉄道での電気工事や発電所、変電所での電気工事など様々な工事があります。  

分電盤

 

電気工事士の就職と転職

電気工事士資格は人気の資格で手に職をつけようとする人、仕事上で致し方なくなど様々な方が受験されます。

電気系の資格の入り口といえる資格です。

電気工事士は電気工事会社ビルメンテナンス会社への就職、転職が多いです。

多くの求人が出されていて、電気工事士は常に人を求められています。

就職、転職のために取得していい資格です。 電気工事会社などであれば資格がない方でも雇ってもらえますが、見習いで給料も安い。資格を取れば資格手当がつくため給料が上がります。  

 

電気工事士の仕事内容(電気工事会社の場合)

  • 実際に現場で作業を行う作業員
  • 現場が予定通り進め、品質や安全管理を行う施工管理
  • 配線の設計

イメージでは作業員を思い浮かべますが、それ以外にも現場の施工管理や設計を行う人もいます。  

参考記事:「電気工事会社に就職!!!

 

電気工事士の仕事内容(ビルメンテナンス会社の場合)

  • 機器の保守点検と日報作成
  • トラブル対応(照明の交換や水が出ないなど)

ビルメンテナンス会社の場合、日々の点検とトラブルへの対応がメインです。何でも屋のようにどんなトラブルに対応していく必要があります。  

参考記事:「ビルメンテナンスに就職転職!!!

 

資格について

電気工事士は第1種第2種とあり、

2種は住宅や小規模な商店の電気工事 1種はビルや工場、大規模商業施設などの電気工事ができる

という違いがあります。

2種電気工事士は資格合格後、申請すれば免状をもらえます。

1種電気工事士は3年以上の実務経験がなければなければ免状をもらえません。

(2021年4月1日以降は1種取得に必要な実務経験は一律3年となり、2020年以前に試験合格した人も3年以上の実務経験があれば1種取得できます。)

参考記事:「電気工事士の1種と2種の違いとは

電気工事士には1種、2種以外に認定電気従事工事者と特種電気従事工事者という資格があります。

参考記事:「認定電気従事工事者と特種電気従事工事者について

 

電気工事士になる方法

  1. 試験に合格する
  2. 養成校を卒業(第2種電気工事士)
  3. 認定取得を受ける(第1種電気工事士)

3つのケースがあります。

試験に合格する

第1種、第2種電気工事士がありますが、もっともポピュラーな方法は電気工事士試験に合格する。

参考記事:「電気工事士試験の申込から日程、受験、免状取得まで

参考記事:「第2種電気工事士試験内容

参考記事:「第1種電気工事士試験内容

 

養成校の卒業

2種電気工事士は全国に養成校があります。

専門学校や公共職業訓練校で養成校に認定されているところであれば卒業と同時に第2種電気工事士を取得できます。

 

認定取得

1種電気工事士に養成校はありませんが、認定取得できる場合があります。

  • 電気主任技術者免状取得者で電気工作物の工事または維持、運用に関する実務に5年以上従事した方
  • 高圧電気工事技術者試験合格者で、当該試験合格後3年以上の所定の実務経験のある方。

※高圧電気工事技術者試験は昔の電気工事士試験(昭和62年以前に行われていた試験)のことで、試験制度変更によって第1種電気工事士に区分されました。

電気主任技術者で実務経験が5年以上だと認定取得できます。

参考記事:「電気工事士の認定取得できる学校一覧

 

申込者数

資格を取得する人は近年増えていて、2種で申込者数は増えていて2008年に10万人くらいだったのが2019年は16万人

電気工事士試験申込者数推移

2020年はコロナウイルスで第2種電気工事士試験は上期の筆記試験が中止され、筆記試験免除者のみで技能試験が実施されたため、全体の申込者は13万人と少なめになっています。

平成23年からは第2種電気工事士試験は上期下期の年2回行われるようになりました。

第1種電気工事士は4-5万人が毎年申し込んでいます。

 

高齢者でも受験者いるの?

第2種電気工事士令和2年度の年代別申込者構成

令和2年度第2種電気工事士年代別申込者比率

出典:一般社団法人電気技術受験者センター資料より

50代での受験者もいらっしゃいます。少ないですが60代の受験者もいます。

年齢を理由に諦めたりする必要はありません。 求人も年齢不問のものもあります。 

 

将来性

多くの人が取ろうとする電気工事士、その一つの理由に将来性の高さがあります。

太陽光発電、電気自動車の普及など電気工事抜きにはできません。

AIの進歩、施工方法の進歩などがあっても、既存の電柱などのインフラ設備の老朽化による取り換え工事などもあり仕事自体がなくなることはありません。

新規の工事が減少しても、あるものの保守、改修の工事は増えていくかと思います。 将来のことを考えて、手に職をつけておくなら最適な資格です。

保守、維持する分野でも、将来の電気関係の人材不足は叫ばれており、電気工事士を取得して転職を目指すには最適といえます。

参考記事:「電気工事士の将来性

将来性の高さの図

 

勉強法と難易度

電気工事士は筆記試験と技能試験に分かれています。

筆記試験は全50問、100点満点で60点とれれば合格。

技能試験は1種は10問、2種は13問の公表問題からいずれか一つ出題されます。誤結線などの欠陥なく完成させれば合格できます。

筆記試験は2種であれば50~100時間勉強すれば合格できると言われています。 1種は2種より範囲は広いですがきちんと勉強すれば大丈夫です。

技能試験は繰り返し練習すれば不器用な人でも合格できます。 国家資格ですが、難しい資格ではなく勉強すれば誰でも合格できる資格です。

参考記事:「電気工事士独学で合格

 

DIYで電気工事士が必要か?

DIYでコンセントの増設など行おうとする人がいます。

こういうときに電気工事士の資格は必要です。

コンセントの増設は直接ブレーカーをいじったりすることもあり、資格が必要になります。

DIYで電気工事をしたいなら、電気工事士資格が必要ですから注意してください。  

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